帰省ブルー

 

今年も残すところあと数日。今年の年末年始の連休は最大で9連休だそうです。これから実家に里帰りという方も多いのではないでしょうか。

帰省を楽しみにしている方もいれば、気が進まない方もいらっしゃると思います。

 

昨日、テレビで「帰省ブルー」について説明している番組をたまたま観ていました。

 

帰省ブルーは、夫の実家に帰省する時にストレスを感じる女性(妻)のことをいうのだそうです。

ある調査では、63.1の女性(妻)が、夫の実家に行きたくないと答えたそうです。

 

行きたくない理由は、

 

「姑から露骨にイヤミを言われる」

 

「帰省するたびに夫のマザコン度がアップする」

 

「義父母に監視されているみたいで常に緊張状態。疲れてグッタリする」

 

「義父母との関係は良好だけど夫の姉弟たちとの交流が苦手」

 

「日帰りでも嫌だ」

 

など、どれもうなづけるものばかりです。

「気を遣う」という声が圧倒的に多いそうです。

 

家事、子育て、仕事、人づきあいなどなどで「私、今年1年、本当にお疲れさまでした!」というところに、さらに気を遣うことなんてしたくないですよね。

 

今年の10連休のGW前に、「だんなの実家に行きたくない」「だんなと子どもがずっと家にいるのつらい」と言う内容の記事をネットで読んだことがありました。

 

帰省ブルーという言葉、私は初めて知りましたが、このような言葉ができて、テレビで取り上げられるようになってほんと良かった…(T_T) もっと広まってほしい、と思いました。

 

だんなさんの実家もそうですが、自分(女性・奥さん)の実家に帰省するのがストレス、という方もいらっしゃると思います。また、「孫に会えるのは嬉しいけれど…」と帰省されることにストレスを感じているご両親(舅・姑さん)もいらっしゃるかもしれません。

 

家族みんなが実家に帰省するのを(会えるのを)楽しみにしているのでしたら良いのですが、家族の誰かが帰省をストレスに感じているのでしたら、見直す必要があるかもしれません。

 

たとえば、夫と子どもだけ(夫の)実家に帰省する「父子帰省(母子帰省)」をしている家族もあるそうです。奥さんはおうちで留守番です。ゆっくりできていいですね。

 

 

今年は年号が令和に変わりました。昭和、平成を経て、家族のあり方や関係性は変わってきています。

 

家族も多様性が求められていると感じます。

 

「家族はこうあるべき」「夫婦はこうあるべき」「盆と正月は実家に帰省するもの」という考えから離れて、それぞれが心地よく、ストレスの少ない生活を過ごしていけるように工夫していきたいですね。私もそうしていきたいと思います。

 

 

では、どうぞ良いお年をお迎えください。(*^_^*)